2022年は、生産緑地の解除期限を迎える人も多いです。
生産緑地の解除をした後、宅地に転用をして売却できるなら問題ありませんが、困るのは売れそうもない土地の場合です。
相続時の土地評価額が数億円になってしまうようなケースも珍しくありませんから、将来の相続税が心配な方も相当数いらっしゃると思います。
今回は、そんな売れない生産緑地（農地）の処分方法についてのお話です。
雑種地や山林等で売れない土地を持っている方にとっても、かなり有益なお話ですので、最後まで読んでみてください。
今すぐできる準備
住宅用地になり得るような土地であっても売却のコツを知っておく事で買い取り金額が大きく変わってくるものです。
そこで、最初にやっておきたい準備についてご紹介しておきたいと思います。
東京都内の生産緑地であれば、以下のサイトへ登録してみましょう。
無料で登録ができる上、測量や売却先の模索等にも長けています。（飯田グループホールディングスや三栄建築設計等との繋がりを活かし、高い買取価格を実現している）
また、NPOや一般ユーザーに対しても購入者を募っている為、思いもよらない展開で土地の処分が実現することもあるようです。
直近の事例では、森を守るNPOが子供達の体験農業用地として購入するといった展開も発生しているそうです。
無料で登録できますので、まずはここからスタートしておくと良いでしょう。
山林等についても登録できますので、とりあえず登録してみましょう。
ご自身が売却活動をするよりも効率的に相手探しが進展するはずです。
売却査定にもコツがある
生産緑地を売却する場合、農地の転用許可が必要になります。
これは、農地から宅地に地目を変更するために必須の手続です。
一般的な不動産業者は、このような農地転用の手続に不慣れです。
この為、最低を依頼しても買取業者に丸投げするだけで終わります。
一方、農地転用の経験や、大手建築会社等で土地仕入れの経験がある担当者に依頼すると、全く違う手続きで査定が進みます。
彼等は、土地の分割（区画割り）も検討することができますし、一般的な不動産業者よりも多岐に渡る知識と経験があるからです。
しかも、一番高く買い取れる担当者が、「どの会社の誰なのか」まで高確率で推察することができます。
また、区画割りのセンスによって、業者の買取価格もかなり変わるものですので、有識者に任せることが肝心なのです。
数百万単位で取引価格が上がった実例もあり、とても重要なポイントです。
この記事でご紹介した「農地売却の無料登録サイト」に登録すれば、仕入経験者に情報が伝達される仕組みになっていますので、不動産屋選びに迷う必要もありません。
農地保有者にとっては、デメリットが見当たらない、有益なサイトと言えますね。
測量の重要性
生産緑地が売れない場合、物納で相続税を納めるケースもあります。
物納とは、土地で税金相当分を払う方法のことです。
この場合、土地の評価額が低く見積もられる為、できるだけ事前に売却を完了したいところです。
時価での売却が最も高い金額で処分する方法となるからです。
そして、物納をする場合も、業者等へ売却を行う場合も、確定測量が必須となります。
確定測量についても、安心で安い測量会社に依頼したいですよね。
この問題についても、先程ご紹介したサイトで面倒をみてくれます。（無料手配）
飯田グループホールディングス等、大手建築会社の指定業者となっている測量会社が、同等の単価（業者単価）で対応してくれるのです。
このような理由から、非常に登録する価値が高いサイトです。
農地保有者は、まずは登録についての問い合わせをしてみましょう。
この確定測量には、お金と時間の両方が必要になるので、できるだけ早めに終わらせておくのが理想です。
いつかは必ず必要になることですから、動ける時にやっておきましょう。
まとめ
この記事でご紹介した農地売却の無料登録サイトでは、相続税についての削減アドバイス等も無料で受けることができます。
税対策、測量、売却査定の３つが同時にできてしまう便利なサイトです。
売れない農地を所有している方が、頼ってみてはいかがでしょうか。
